何倍も速く読めてテクニックのいらない読書術
はじめに
新日本速読研究会、SRR(フォーカス・リーディング)、フォトリーディングのセミナーに参加し、挫折した私が、何倍も速く読めて、理解でき、しかもテクニックのいらない読書術を発見した。
それは、「悩んでいることに関する本を読む」
発見した経緯
仕事で、お客様にお詫びをしてまわらなければならなくなった。何件も。準備はすんだ。
しかし、お客様に何と言われるか、何が起こるか不安で、家に帰ってもくつろげない。
Kindleで『謝罪』と検索し、3冊購入。3冊を1〜2時間で読み終える。
悠長に読んでいる余裕がないから、余計な文章は飛ばす。ゴミのような能書きが長々と続いていると、怒りさえ湧いてくる。「テレビのニュースで仕入れた事例を持ち出すんじゃねーよクソが!!!」という風に。
こっちは必死だから、すぐ覚えようとするし、すぐ理解しようとする。そこにテクニックはいらない。
デメリット
この読書術は、漫画や小説には当てはまらないし、趣味の本にも当てはまらない。
また、健康に関する悩みなどは、怪しい民間療法の本にハマってしまい、健康が悪化する怖れがある。
おわりに
読書にテクニックが不要だと言っている訳ではない。私はライフハック大好きおじさんである。
本は、「読みたい」あるいは「どうしても読まなければならない」ものさえ読んでいればいいと思う。
「読みたい」「どうしても読まなければならない」本がありすぎて困っている人に必要なのが、読書のテクニックなのだろう。
「あまり読みたくないけど、読んでおいた方が、いいよなあーーー」「楽して知識増やしたいなあーーー」などという気持ちは強欲であり、ストレスの素だ。