妹(弟)が生まれた子どものための絵本を紹介します
今年、次女が生まれました。それにちなんで、「妹(弟)が生まれること」をテーマにした絵本を、2歳半の長女のために書いました。4冊買ったのですが、それらを紹介し、一番オススメの絵本を紹介しようと思います。
世界的に有名なミッフィーの絵本。日本の絵本では「うさこちゃん」と呼ばれています。(ちなみにミッフィーは、英語での呼び名だそうです)
世界的に有名なキャラクターですから、間違いはないだろうと思って買いました。しかし、大人の私にとっては面白くなかった・・・。「子どものための絵本だから、親が面白くなくったっていいだろう」と思われるかもしれませんが、読むのは親ですから、親が面白くなければ苦痛になります。
あたし あかちゃんに えを かいてあげる。
(略)
だって、あかちゃんは ひよこが すきだもの。
は?あかちゃんはひよこがすきなの?
おかあさんは けいとの たまを くれました。
これで あかちゃんに なにか つくれる?
(略)
これで ねずみを つくろうっと。
ねずみ・・・?あかちゃんに・・・?ミッフィーの神経を疑います。
絵本の後半になっても、あかちゃんがひよこの絵やねずみによろこぶ描写はありません。面白くないというより、納得のいかない絵本です。
この絵本はオススメです。私も好きですし、長女も気に入っているようです。なぜ長女が気に入っているかというと、『ペネロペ』という語感のせいかもしれませんが・・・。
ストーリーは、ペネロペのお母さんに赤ちゃんができたことを知り、ペネロペが「弟かなあ、妹かなあ、楽しみだなあ」と妄想にふける、というものです。
この絵本は、ペネロペの次にオススメなのですが、なぜかと言うと、少し毒があるからです。リサは、妹が生まれることをこころよく思っていないのです。
あかちゃんのなまえを
みんなで かんがえてたとき
わたし パッと ひらめいたの
「おんなのこだったら ゴミバコ
おとこのこだったら ゴキブリ」
なかなか酷くないですか?私は笑ってしまいました。しかし、長女はそんなに好きでもないようで、後半になると飽きてしまい、他の絵本をせがんだり、別の遊びをしたりします。
この絵本は、長女のお祖父ちゃん(私の父)からもらいました。
ストーリーは、ママにあかちゃんが生まれたので、今までママにせがんでいたことを、自分でやるようになり、ちょっとだけできるようになった、というもの。
ママがあかちゃんのお世話に忙しいからといって、ママに気を使う子どもって、将来が不安じゃないですか?(なっちゃんの正確な年齢は分かりませんが、幼稚園児か小学1年生ぐらいだと推測されます)正直、胸が痛くなります。小さな子どもが親に甘えたいのを我慢している姿に。なのであまり読む気がしません。
子どもはワガママを言って、親が怒鳴るぐらいがいいと思います。
ということで、一番のオススメは『ペネロペおねえさんになる』です。読んでみてください。