書く才能
妻と雑談をしていて、テレビの脚本家の話になった。妻は「書く才能があるというのは、素晴らしいことだねえ。」と言った。
私は「そうだねえ。」と生返事をした。
「そうだよ。ゆーきーもだよ。」
「えっ、オレ?」
「ゆーきーに書く才能がなければ、結婚してなかったかもよ。」
私と妻はツイッターのオフ会で知り合い、付き合い始めたのだが、妻によれば、私はオフ会ではあまりしゃべらず、印象に残らなかった、しかし、ツイッターのツイートは興味をひかれるものがあった、ということらしい。
私は自分の書く才能を軽視していた。ブログのPVが多いわけでもなければ、ツイッターのフォロワーが多いわけでもない。そもそも、書くことがめんどくさい。
しかし、一人の女性の興味をひくことができたのであれば、なかなかの才能ではないだろうか。
私は、畏れ敬わなければならない。自分の書く才能を。神棚に祀り、お供えをし、拝まなければならない。
書けよ。