『すごい手抜き』(佐々木正悟)を読んで思い出したこと

あるプロジェクトを任された。

 3か月、平日も土日も残業をして資料を作った。

 資料が出来上がり、部長に提出した。

部長が言う。

「複雑過ぎる。もっとシンプルでいい。」

それから3年前の担当者が作った資料を指し「これを手直しすればいい。」と言った。

それは、私が「こんな適当な資料があるか？！」とバカにして無視した資料だった。

私は、自社より進んでいる会社から資料を取り寄せ、参考にして資料を作っていた。

3か月、平日も土日も残業をして。

それが無駄になった。

過去の資料の手直しは1週間で終わった。

部長からはOKが出た。

完璧主義だと、こんな目に遭う。