なぜ子どもはユーチューバーが好きなのか?
ウチの子は小学生ぐらいの女の子がオモチャで遊ぶ動画が好きだ。
いわゆるユーチューバー。
私は何が面白いのか分からないので、できるだけ観せないようにしたいのだが、「アンパンマンのオモチャ観たい!」と言って聞かない。(アンパンマンのオモチャ=アンパンマンのオモチャで遊ぶ動画)
huluで『アンパンマン』のアニメを再生しても「アンパンマンのオモチャがいい!」と言うのだ。
アイドルのDVDじゃなくてアイドルのDVDを紹介するオタクの動画を観るようなものではないか?
なぜウチの子はユーチューバーが好きなのだろうか?
HIKAKINというユーチューバーも、小学生に人気らしい。
なぜ子どもはユーチューバーが好きなのだろうか?
ひとつ思い浮かんだ仮説は、私にとっても『吉田類の酒場放浪記』のようなものではないか?ということ。
『吉田類の酒場放浪記』というのは、BS TBSでやっている番組で、吉田類が小さい飲み屋に行くという内容だ。
何が面白いのかと聞かれても『雰囲気』としか答えられない。
ゲストがいるわけでもない。お店の波乱万丈な物語があるわけでもない。吉田類というおじさんが、酒を飲んだりツマミを食ったり隣の人と乾杯をしたりするだけの番組である。(オマケ程度にその街の名所を回ったりもする。)
何のヤマもオチもない、オモチャやお菓子を紹介するユーチューバーと似ているのではないか?
こんなことを書くと吉田類ファンに怒られそうだな。
いやー大人にとって吉田類に親近感が湧くように、子どもにとってユーチューバーが親近感が湧くのかなと思って。
もうひとつ浮かんだ仮説は、ラジオのような魅力。一対一のような感じ。仮想だけど。まあ、親近感と一緒ですかね。