2016-02-04 『夜と霧』を読んで これから私が踏み込まなければならない仕事より、強制収容所の方がツラかろうと思い、V.E.フランクルの『夜と霧』を読む。著者がどうやって強制収容所を生き延びることができたのか。この本の最初、貨車で移送され、強制収容所に入るところである。移送された人々が、親衛隊将校に、右、左、と行くように選別される。著者は右へ行き、強制収容所へ行くこととなるが、左は、焼却炉だった。しかも90パーセントの人々は焼却炉行きだったらしい。オレも焼却炉行きじゃね?その場にいたら。強制収容所でどう生き延びるか以前に、入る前に殺されるんじゃね?