徒然日記(仮)

徒然なるままに(仮)

女「何か面白い話して?」

はてブ新着に上がっていたエントリーにこんなことが書かれていた。

 

「ねぇ、何か面白い話して」

何だソレ?

私は噺家でも漫談師でもない、そんな「面白い話」なんて持ち合わせていないのである。

それでも何かないものかと頭を巡らせてみるのだけれども、けっきょく何も思い浮かばず、

「昔々、あるところに・・・」

と、言ってみた。

 

 

私にも記憶がある。

昔、彼女に言われたことが何度もある。

「何か面白い話して。」

そのときは、必死に「何か話すことあったかな?」と頭の中を探すのだけれど、ない。

ないから黙っていたのだ。

 

しかし、それから5年も、10年もたって、その真意に気づく。

そもそも、女性は、いや、人は、他人の話を聞くより、自分の話をする方が好きだ。

だから、「何か面白い話して。」と言っていたとしても、本当はそんなに、相手の、私の話を聞きたいわけではない。

じゃあ女性自身が話をすればいいじゃないかと思うが、本人も、そのときは、話すことが思い浮かんでいない。

 

「何か面白い話して。」というのは、会話のきっかけでしかない。

会話を卓球に例えるなら、サーブだ。

それを、軽く返し、相手も打ち返し、ラリーが続けばいいのだ。

ラリーが続きさえすれば、会話の内容は大した問題ではない。

それを、私はずっと、相手が打ったサーブを素手でキャッチし、握りしめていた。

 

それに気づいた私はもうアラフォーで、気づいたとしても実際カラダを動かしていないので身についておらず、妻が打ってくるサーブもアウトしたり見逃したりするのだけど、妻はかまわず打ち続けてくる。

 

つまり、昔と何も変わっていない。