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ジブリ映画を知らない沖縄県民の夫

妻が「面白いよ。」と言って『ふしぎの国のバード』という漫画を貸してくれた。
『ふしぎの国のバード』は、イギリス人の女性冒険家が、明治時代の日本を冒険する話である。

つまり、諸国漫遊記である。(違う。)
主人公のバードは、若い女性として描かれているけれど、実在したバードは、46才のときに日本を訪れたらしい。
おばさんじゃん。


私は妻に言った。「漫画も、デカいおばさんで良かったのに。」
「ドーラみたいな?」
「ドーラ?」
妻は苦い顔をして、「『ラピュタ』のよ。」
「知らないし。」
私は『ラピュタ』を観たことがない。
これには少し説明が必要だ。


ツイッターをやっていて気づいたことなのだが、沖縄県外では、ジブリ映画がしょっちゅう流れているようである。沖縄県外全てではないだろうが。これは、日本テレビ系列のテレビ局があるかないかの違いだ。
沖縄には、日本テレビ系列のテレビ局がない。日本テレビの番組が流れることがあるが、フジテレビ系列のテレビ局に、少し挟み込まれるぐらいであり、ジブリ映画が流れないことはないが、すごくまれだ。


ドラマ『TRICK』の「なんどめだナウシカ」という習字のギャグは、沖縄県民には分からない。
石出奈々子のネタも、沖縄県民には分からない。


ではDVDでも借りて観れば良いのか。
そういうことではない。
テレビから何度もジブリ映画が流れる文化と、お金を払わないとジブリ映画が観られない文化。
そこで育つ人間が異なることは、容易に想像できる。
意思疎通が困難になることもあるだろう。
山崎まさよしは『セロリ』で「育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ」と言っているが、(なぜカタカナ?)これは好き嫌いの話ではない。
コンテキストの話である。
見ろ!人がゴミのようだ!」と言ったときに、「うわ、こいつ最低。」と思うか、「ギャグなんだな。」と思うか。
こんな2人が、上手くやっていけるのだろうか?