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宜野湾にあったハワイアン雑貨のお店

宜野湾の58号線を、車で通ったので思い出した。
ここにはハワイアン雑貨のお店があった。
(前にもブログに書いたことがあるかも知れない。)
もう、何年も前のことである。
ちょくちょく通っていた。
ハワイが好きだったわけではない。
スタッフの2人が面白くて通っていた。
初めてお店に入ったときも、
「お兄さん、サボり?」
と声をかけてきた。
その日は午後から年休を取り、無計画にドライブするという、2児の父である今としては信じられないような独身貴族ライフをエンジョイしていた。
私は知らない人とのおしゃべりが得意ではないし、接客業のセールストークにはストレスを感じてしまう。
そのスタッフたちは、くわしく商品の説明をしてくれたのだが、半分以上は冗談だった。
「これだけ説明したんだからそろそろ買ってくれ。」という雰囲気が全くなかった。
おしゃべりが延々続いた。(8割方スタッフの2人がしゃべっていたが。)
客が全然来なくてヒマだったのだろうか。
お店であることは私も重々承知しているので、ちゃんと何かは買って帰った。
だけど、それはその商品そのものが欲しかったというより、スタッフとのおしゃべりが楽しかったお礼という意味合いが強い。
正月休みにお店に行ったら、「もうおみくじ引きました?」と聞くので「まだです。」と答えると、「じゃあおみくじを引かせてあげましょう。」と言って、手書きでふざけたおみくじを書いてくれた。
「私、切り絵が得意なんですよ。」と言うので、このボケにどうオチをつけるのか待ち構えていたら、本当に切り絵が上手かった。(仕事中に切り絵を作ってくれた。)
私が冗談で「メガネをかけると売り上げが上がる」と力説したことがあって、数か月後、お店を訪れると、2人がメガネをかけてくれたこともあった。
Barとかなら毎週でも通いたいくらい楽しかったが(飲めないけど)、ハワイアン雑貨のお店である。
そんなしょっちゅう買うものもない。
おしゃべりするためだけにしょっちゅう通うのも失礼だろう。
3か月〜半年に1回ぐらいのペースで通うのが2〜3年続いただろうか。
別れは突然だった。
お店に行くと、スタッフが2人とも変わっていたのである。
すごい衝撃だった。
2人同時にいなくなるとは。
2〜3年、ずっとあの2人がいたのに。
すごい衝撃で、スタッフに何も聞けなかった。
しばらくして、スタッフが「このお店は初めてですか?」と聞いて来たので、「何度か。」と答えた。
前のスタッフは、1人は地元に帰り、1人はおめでたで辞めたと言った。
そういえば以前、地元に帰ろうか迷っている、と言っていた。
そしてもう1人は、少しお腹が大きかった気がする。
新しいスタッフのセールストークはやっぱりストレスだった。
小さい木箱を買ってすぐに帰った。
それからまた2〜3年後、お店自体がなくなっていた。