2017年に読んだすご本
私が2017年に読んで、感銘を受けた本を紹介します。
あくまで私にとってであり、あと、2017年発刊とは限りません。
1つめは『プリズナー・トレーニング』です。
これは、筋トレのハウツー本に分類されると思うんですけど、何がすごいのかと言うと、著者が元囚人で、「刑務所にトレーニング機器はない。しかし刑務所で生きるためには体を鍛えなければならない。その方向を教える。」というものです。
言い換えれば、自重トレーニングの本なんですけど、著者が元囚人てすごくないですか?
あと、この企画というかストーリー、「刑務所にトレーニング機器はない。」というのも納得するし、(見たことないのに。)「囚人はトレーニング機器ないのに筋肉ムキムキ」な気もする。(見たことないけど。)
その方法を当然「知りたい!」となる。
あまりにツカミが上手すぎて、「フィクションじゃね?著者が元囚人という部分。」と思ってしまう。
『金持ち父さん貧乏父さん』もフィクションですよね?ああいう系。
しかしですよ、すごいのはそのツカミだけじゃないのです。
筋トレのハウツーもすごい。
何と、筋トレの分割が10レベルぐらいに分かれている。
「タスクは分解せよ。」とはよく言われますね。
筋トレの、腕立て伏せも、10のレベルに分解されているのです。
普通に思い浮かべる腕立て伏せがありますね。床に手を当てて、体を上げ下げする。あれは、レベル5なのです。
あれより簡単な腕立て伏せが、レベル1〜4まである。
それぐらい分解されている。
そして、「オレは普通の腕立て伏せできるから、最初からレベル5の普通の腕立て伏せからやろう。」と思っても、それを許さない。
「レベル1からやれ。」と厳命しています。
そういう、「囚人のトレーニング」というと命がけっぽい(『ショーシャンクの空に』で見たんですけど、弱いと男でもレイプされるらしい。)イメージなんだけど、ハウツーは、かなり、丁寧である。
だからこそ、「ホントに元囚人が書いたのか?」と思ってしまう。
この本には、3週間で、3か月で、短期間で筋肉がつく方法は書いていないところにも好感が持てるのだが、早く筋肉つけないと刑務所ではヤバいのではないか、と思ってしまいます。以上です。
さて、もう一つのすご本は漫画です。
ちょう有名だとは思いますが。
そして20巻ぐらい出てるのかな?
私は2017年から読み始めて、今5巻ぐらいですが。1日1話だけ読んでいる。
めっちゃ漫画上手くないですか?
漫画界でもかなり上位ですよね?いや、漫画あまり知りませんけど。
歴史マンガということで、『キングダム』、『アド・アストラ』も同時に読んでるんですけど、『ヴィンランド・サガ』は飛び抜けている。
まだ5巻までしか読んでいないので、当分楽しめそうです。