ゆーきーブログ(仮)

ゆーきーのブログ(仮)

おふだを拝む職員

今年度異動してきた係員がいて、その係員の後任の仕事が大変らしい。

後任の仕事が大変というかそこの担当業務というか環境が大変らしい。

7月になった今でも、前任である係員にSOSの電話がかかってくる。

私はデスクにシーサーや石敢當を置いている。ミニチュアだが。

それは、前年度、本当にクソな環境で、係が。もうこんなことをするくらいしかできることがないというか思い浮かばなかった。病院行って診断書もらう心積もりは毎日していた。

今年度、人事異動があって天国のような状況である。

係員が私の石敢當を見て、「これ、私の後任にあげてもいいですか?」と聞いた。

「いいよ。でも前年度中はずっと効果なかったけどね。」

「あーでもこれなくなったらまた悪いこと起こったらあれですし。」

「大丈夫だと思うけど。。。」

それから私はデスクの中から、通販で買った厄除けのおふだや独鈷杵を出した。

「好きなもの持って行っていいよ。」

「えっ、いいんですか?」

係員はおふだを選び、後任にあげるという。

それから2週間ほどして、係員が、

「後任にあげたおふだ、貼って拝んでいたら、休みがちだった係長は出勤するし、人事課がアルバイトの配置を検討してくれるし、クレーマーは減るしでいいことが起こってるそうです。係長(私)にとても感謝していました。」と言った。

おふだにそんな効果があったのか?

私は3月までずっと酷い目に遭っていたが。

4月に効果が現れたとか?

じゃあおふだのない私はまた酷い目に?

まあ、本当にそのおふだに効果があるならまた通販で買えばいい。

 

それからまたしばらくして、係員が、

「後任、また最近災難続きだったらしいんですけど、後任が『何でだろう?』って考えたときに、『おふだを拝み忘れたからだ!』って思ったんですって。だから、家にいて、夜8時ぐらいだったらしいんですけど、そこから職場に行って、拝んだんですって!ウケません?!」

ウケない。

ウケないよ。

笑えない。

引くわ。

その後任の状況は相当酷いと思われる。

しかし私にはどうすることもできないし、もし私がその後任立場だったとしても、どうすればいいか分からない。