原田マハを読む
年齢オブジョイトイさんから「原田マハはお好きですか?わたしはあまり好きじゃないですが」というコメントを頂いた。
知らない。原田マハ。原田といえば、原田宗典、原田泰造及び原田知世ぐらいか、知っているのは。原田宗典は読んだことはない。
「お好きですか?」と聞くということは、池上永一と似ているのだろうか?(『池上永一は夢のようだ』というエントリーにコメントを頂いた。)
原田マハを読んだことがないので、読んでみようと思ったが、読んで好きだったらどうしよう。年齢さんは原田マハが好きではないのだ。まあ、どうしようもないが。
原田マハをAmazonで検索すると、西洋絵画を題材にした小説をいくつも書いているようだった。沖縄を舞台にした小説もあったが、ラブストーリーらしいのでそれは避けた。
結局、『楽園のカンヴァス』というタイトルを、kindleで買った。お手頃価格で、カスタマーレビューも多かったので、代表作だろうと思ったのだ。
読み始めてまだ30%しか読んでないが、これは、私が好きなやつかも知れない。
アンリ・ルソーという画家の作品が題材なのだが、私はアンリ・ルソーを知らない。しかし、『西洋美術』というやつに、何か、「おお、すげえ。」と思ってしまうのだ。『西洋美術』が何かも知らないのに。(クラシック音楽も同様。)
旅行に行ったら、そこの美術館に行ってしまう感じと一緒か。(そうか?)
新婚旅行で、イタリアに行ったときも美術館に行ったが、何を見たのか思い出せない。それぐらい西洋美術に興味がない。しかし、「すげえ。」と思ってしまう小市民感。
何を専攻してるのか知らなくても「東大です。」と言われたら「すげえ。」と思うのと一緒か。(そうか?)
ふと、昔読んだ『ダヴィンチ・コード』を思い出す。しかし、ほとんど思い出せない。今読んだらまた楽しめるだろうか。