ゆーきーブログ(仮)

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【日記】次女の水イボを治療する

妻から聞いた話。妻が3歳の次女を皮膚科に連れて行った。次女の体中に水イボができている。このままではプールに入れない。次女の通う保育園では、水イボがある園児はプールに入れないとのこと。皮膚科には3度通うことになった。


1度目は次女の膝裏の水イボを治療した。治療したというより、焼いたのではなかろうか。(見ていないので推測だが。)麻酔テープなるものを施したら、痛くない。(妻が麻酔テープで治療してくれる皮膚科を探した。)さらに次女の目に触れないように施術部分を隠し、妻がぬいぐるみで注意を集めてしていたから、何をされているのか分からない。なので無事治療を終えた。しかし、帰宅して麻酔が切れたのか痛がっていた。


2度目は胸の水イボを治療した。胸は施術部分を隠しようがなかったが、妻のスマホYouTubeを見ながら大人しくしていた。


3度目。次女は我慢の限界に達したのか、激怒し大声を上げ手足を振り回した。妻が両手を抑える。看護師が両足を抑える。絶叫する次女。絶叫しただけでは許されないと悟るや「いきがくるしい。」などと言う。怯む看護師。妻は「嘘だろ。」と思う。そんな駆け引きが続く。


次女が騒いで暴れるのでなかなか進まない。いったん休憩しましょうとなり、次女の手足が自由になるや否や次女は診察台に立ち上がり、怒気を含んだ叫び声を上げながら足を踏み鳴らした。文字通り地団駄を踏んだ。人間は怒ると本当に地団駄を踏むのだ。


3度の皮膚科では全ての水イボの治療は終わらなかった。しかし次女は「びょういんいやだ!」と怒っている。妻は「病院行かないとプール入れないよ?」と言う。次女は「プールはいらない。」と言う。本人がプールに入らないならいいのだが・・・。皮膚科に行く前は、とてもプールに入りたがっていたのに。


次の日、次女が言った。「もうみずいぼないよ?」


皮膚科に行くか、それともプールに入らないか、二択を迫られた次女。どちらも良しとしない次女が閃いた第3の選択肢、それが「もう水イボはない。」だった。現実から目を逸らす行為である。