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【読書感想】三体(劉慈欣)

はてブで中華SF『三体』が話題になっていたのでKindle本を買い、一気に読んだ。一気に読んだということは面白かったということなんだけど、手放しに面白かったかというと・・・これはあれだな、「つまんね。」とか言いにくいやつだ。

 

『サピエンス全史』がいろんなとこで絶賛されてて、私も読んだ。面白いと思うところもあったが、全体的に面白かったかと言うと・・・でも言いにくいし、「つまんなかった。」なんて。自分自身でも認めたくない。だってバカみたいじゃないですか。いろんな人が面白いっていってるのに。それと同じ思いを抱く『三体』

 

圧倒的な知識と妄想。遠くまで行ってしまい、すごい置いてけぼり。と思いきやハリウッド映画みたいな分かりやすいところもあり、手を差し伸べてくれたりする。しかしまた急に走り出して遠くに飛んで行ってしまう。

 

お前(著者)の酷い妄想に付き合ってられんわ!と言いたくなるが、物理学やら天文学やら、アカデミックな話を持ち出されると、黙ってしまう。私は頭が良くないので分かりませんけど、きっとすごいことを言っているに違いない。

 

じゃあ要は面白くなかったんですか、っていうとそういうことでもなく。強いて短くまとめるとしたら。「すご過ぎ。オレは引いたけど。」