台湾人の電車でのマナー
台湾で、妻が0歳の次女を抱っこし、私が3歳の長女を抱っこして電車に乗ったら、知らんおっさんに肩を叩かれ「あっちだよ」みたいなことを言われた。
そこに目をやると優先席だ。
優先席には人が座っていたが、サッと立って「どうぞ」みたいなことを言った。
それが二度もあった。
台湾人のマナーに感激。
それに引きかえ日本人は・・・と言いたいところだが、沖縄に電車はないし(モノレールはあるが、全然乗らない)、バスも全然乗らないので、その辺のマナーは知らない。
まあ、私だったら「あっちだよ」と言わないだろうし、まあ、目の前に子ども抱っこしてる人がいたら立つぐらいはするだろうけど。
また、駅から地上に出てタクシーを拾おうと思ったが、雨降ってるし車バンバン飛ばしてるしで家族でオロオロしていたら、若い人が声をかけてくれた。
「タクシー、タクシー」
と言ったら、辺りを見回してくれた。
「大丈夫、サンキュー」
と言ったが通じたかどうか。
台湾人優しいなー。
見えなくなってしまったので帰ったと思うけど、離れたとこからタクシー連れて来てたらどうしよう。
優しい、でもう一つ思い出した。
士林夜市で、寝ている長女を抱っこひもでおんぶしていたら、長女が「降りる」と泣き出した。
(「何で抱っこひもでおんぶするのか」と思われるだろうが、できると説明書に書かれていた)
抱っこひもがなかなか外れず、私は尻もちをついてしまった。
すると近くの屋台の人がかけよってくれた。
抱っこひもが外れ、長女が降り、私は「サンキュー、ありがとう」と言った。
このときも優しさがうれしかった。
それから屋台の人が屋台のカットフルーツを長女にくれたのだが、長女はシカトしたので感じ悪かった。
追記
翌日、台北101のフードコートでメシを食い、食器を片付けようとしたら、隣に座ってた知らんおっさんが「置いてていいよ、オレが片付けるから」みたいなことを言った。
2人の子連れの私達を見て言ってくれたのだろう。
今日も台湾人は優しかった。